2018年4月25日水曜日

伊根の伊根らしさが残って欲しい 伊根その3

 新しい先の時代への希望を込めて、との思いが伝わってくる。次の時代に関わらなくてはならない。それはいずこも同様ではある。このさきを考えなくてはならぬ。手をうたなくてはならない。そんな声が聞こえるようだ。

 地方創生の「地域おこし協力隊」の活動ぶりがFacebookで紹介されている。伊根らしさが伝えられていくよう、よそものながら願う。早朝、港に船が入ると、街のスピーカーで知らせる。小売りの魚を購入しに市場に人が集まってくる。この日は入港が遅かったようで、朝食時間に間に合わないので、断念した。









伊根の歴史も価値として、残されるべきもの その2


 8年もたてば変わるのが当然と言うのも否定することはできない。それだけの時間が過ぎた。年月を経るとは古いものが去ってなくなってしまうということを包含する。であっても、その地の文化が作り上げられたものが、たとえ語り継がれによるものだったとしても、とっておきたいものっていうことはある。

 伊根が、海の干満が30センチ程度だから、海べりに「舟屋」を接着することができたという、人の生き方が開発された知恵とは、素晴らしいものと思う。歴史を刻んで生きてきた人たちの素敵さだと思う。その証がただ消滅では情けない。ブリが大量に獲れたときには、山側に家を建てたということも文化の価値としてみておくべくことだと思う。自然との「調和、共存」がたしかにあった。それが今は薄いものになったような気がしてならない。