2018年4月25日水曜日

伊根の歴史も価値として、残されるべきもの その2


 8年もたてば変わるのが当然と言うのも否定することはできない。それだけの時間が過ぎた。年月を経るとは古いものが去ってなくなってしまうということを包含する。であっても、その地の文化が作り上げられたものが、たとえ語り継がれによるものだったとしても、とっておきたいものっていうことはある。

 伊根が、海の干満が30センチ程度だから、海べりに「舟屋」を接着することができたという、人の生き方が開発された知恵とは、素晴らしいものと思う。歴史を刻んで生きてきた人たちの素敵さだと思う。その証がただ消滅では情けない。ブリが大量に獲れたときには、山側に家を建てたということも文化の価値としてみておくべくことだと思う。自然との「調和、共存」がたしかにあった。それが今は薄いものになったような気がしてならない。











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