2017年10月26日木曜日

チャツボミゴケ公園はラムサール条約登録地

 中之条町の最奥部になる入山地区にあり、強酸性の鉱泉に依存するチャツボミゴケが生息する公園が、今回の旅の目的地のひとつになっていた。かつてはこの場所は群馬鉄山として露天掘りによって鉄鉱石を算出していた。その事業所の中に育成されていたものを再生させたと、民宿のご主人が説明してくれた。ご主人の父親が手掛けたということだった。

 生物から鉱物を生成する作用=「バイオミネラリゼーション」により鉄鉱石の生成が行われているという。この苔と強酸性の鉱泉がなんらかの作用をしているということだろうか。生物と無機物とのかかわりとは調べてみたら面白そうなことだ。公園は一回りするのに苦労はなく、紅葉にはうってつけの時期だった。ラムサール条約に登録されており、東アジア最大の群生地とのこと。







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