2015年3月15日日曜日

岸参議院予算委員長が「SMバー」で遊んでいたのだという報道があった。

山形県金山町には因縁があって、だから腹立たしさ倍増

 SMバーも…岸参院予算委員長が政治資金で“夜のクラブ活動”


2013年5月17日、東京・六本木のSMバーに会合費名目で政治活動費3万5500円を支出。「秘書と支援者が行った」と言っている。13年の1年間に、クラブやラウンジなどへ払ったのは少なくとも計28回、締めて175万円超を使ったということだ。自民党閣僚が、法の網をくぐって政治資金を集め、使っているというのは、これまでも自民党政治の中で数えきれないほどやってきた。それゆえまたかい?みたいな感じもある。この参議院予算委員長さんは、山形選出で当選3回、64年に早大政経学部卒業後、71年から7期27年間にわたって、我が故郷である山形県の最上郡金山町長という経歴だ。

 この金山町は、ひょんなことがきっかけで、2007年に写真展をやったところだ。生まれ故郷の隣町という親近感があって、小さな町ながら落ち着いた街並みときれいな建物があり、地元の杉の木を活かした事業や、歴史を語る観光スポットなどがあって、何回か来訪して写真を撮りためた。蕎麦屋さんの仲介で町の「蔵史館」を借りてやることになった。初めての経験でもあったが140人ほどの見学者がきて、「自分の街をみなおした」という感想もいただいた。以来良いところだよと、何人かの友人も案内してきた。ふるさと納税もさせてもらって、応援団になっている。

 岸参議院予算委員長が、その町の町長だったということでびっくりし、かつあきれ返ってしまった。贔屓で肩入れしたのに裏切られたようでなんとも気持ちがおさまらない。町の人たちもこのニュース聞いてショックを受けるだろう。「知らなかったから誤ればいい」という屁理屈が、人の好い山形県に通用するとしたら、日本は救われない。
 
金山町2005年

金山町2007年写真展