2014年3月6日木曜日

つりと写真の周辺作業で過ごした日

 昨日はつりの会の常会だった。4人が集まって3月の計画を考えようとしたが、不調だった。釣りをやる気持ちはあるが、足元の好い所でという絶対条件が満たせるところはなかなかない。夏なら岸壁座り込んでハゼ釣りというのが最適だが、今の時期はそうはいかない。フナつりがいいと思うのだが、乗り気でない。食べる楽しみがないから嫌なのかとも思う。どうしても釣りの機会が少なくなるかのだから、気持ちはわかる。

 それならば、マス釣りはどうかとなったが、神戸は魚が小さくて…とか、釣り場を歩くのが大変だとか、御岳は川幅がありすぎるとか、なかなかまとまらない。高滝湖に電話を入れたら3月いっぱいはやっているそうだ。でも、釣れ具合が落ちているようで、あまり勧められないという口ぶりだった。勝浦のアジつりという話も出たが、やっぱり状況は分からないし、遠くて…となってしまった。結局もう少し暖かくなってからということで、来月初めの常会で決めることになった。

 夕方からは写真撮影の「テーマの発見」という話を聞きに行った。写真をどういうふうに撮り続けるのかは、感心事だから受講者も多かった。戦場の写真家中村梧郎さん写真を見せてもらいながら、写真撮影への志を聞かせてもらった。ベトナム戦争当時までは、戦争の残虐性や死体などを撮って、リアルな状況を切り取ることができた。が、今はアメリカ軍の監視、管理のもとでしか撮影することができないから、戦争がテレビでやっているようによって、「きれいごと」として扱われるようになったということだ。

 現在は日本の米軍基地でも、基地内に向かってカメラを向けると、日本の警察が飛んでくるらしい。日米の協定ができてあがっているらしい。特定秘密保護法の先取りは進んでいる。写真が持っている表現力は他のさまざまな媒体のなかでも、記憶にのこるものとして優れているという話も印象に残った。


 夕方1830まではしばらく間があったから、ブロードウェイの喫茶店に入って、本を読んで時間を過ごした。これも珍しく知的な満足感をもてて何よりだったけれども、ぐったり疲れた。