2014年1月30日木曜日

原発をなきものにするのに遠慮はいらない



福島民報2014.1.29
楢葉町の沖合約20キロに設置され実証運転が始まった「浮体式洋上風力発電所」の昨年12月の発電量は64万2400キロワット時で、稼働率は94・9%だった。福島市のコラッセふくしまで28日に開かれた浮体式洋上風力発電実証研究事業の漁業協働委員会で報告された。
 昨年12月1日から東北電力への送電を開始した。12月の平均風速は秒速7・9メートルだった。
 委員会では、経済産業省の担当者らが、事業の進捗(しんちょく)状況や、漁業との共存に関するワーキンググループでの協議内容を報告した。
 経産省などは平成27年度までの実証研究を通し、商業化が可能かどうかを判断する。


 エネルギー問題は商業の採算ベースに合うのか合わないのかという範疇では置いておけないことではないのかな。漁業との共存もなにも、原発では共存できないことが明確なのだから、「実証研究事業」などとのんびり構えている場合ではないだろう。それこそ海外の脱原発のとりくみを学んでいけば、方法はいくらでもわかるだろう。この写真をどなたが撮ったのだかわからないが、福島第一原発が陸上に見えるのが面白い。かすんでいるから亡霊のようだ。さっさとなくなって見えなくなればすっきりするのに。