2013年6月13日木曜日

イワナ、尺2本とれた

 昨夜飲みすぎたので今朝はどうかと思ったら、体調が復活しているようで、「釣行」可能な感じがした。支度は先実ほぼできているので、問題はどこにするかということだけだ。さて、岩手も雨が降っていないとのことで、適正地をどこにするかをトイレの用足しをしながら考えた。朝食を手に入れたいので一度下に降りたい。とすると秋田かということで、50キロを少し超える距離はあるが、よい印象が残っている生保内の子沢に決めて、カーナビをセットした。

 前回車を止めたところで沢を見ると、水は三分の二くらいだ。溜りには魚がいるだけの流れではあるので、まず行ってみようと身支度を整えて沢沿い歩き始める。落ち込みが見えたので、すこし元に下ってから川に入った。水が澄んでいるが、20センチほどの水深であり、蜘蛛の巣が川を覆っているのでチャンス。


 睨んだ通りアタリが出て、初回ゆえに慎重に取り込む。針を外してよしと満足して、魚籠に入れようとしたところ、口にひっかけて擦り抜けられた。20センチ超えのよい型ではあった。残念!しかしこれなら、もっと釣れそうだとふんで、遡ると、すぐにまた好ポイントが現れた。

 よしと投入するとグッと抑えるような大物の気配。今度は慎重にとタモを腰から取り出して、竿をたたんで寄せてゲット。一目見ただけで尺は超えてると見えた。これは相当魚がいると思えたが、こういう時はたくさん釣る必要もないと、なぜか帰る気持ちが湧いてきた。たしかにボサがひどくて、上るのには相当エネルギーを使いそうだ。遡行距離が長ければ、帰りが大変だ。その先で流れの中の小さい石の反対側へ2メーターほどに縮めた竿で仕掛けを投入すると、20センチほどのイワナが餌をくわえた。間違いなくいるなという実感を持ったところで、その一つ上の落ち込みでまた、大型が竿を絞った。

 その後、遡るとき岩盤に足をかけたところで、岩が崩れてしまい、倒れて竿の5番目くらいを折ってしまった。まあこういうときにはそんなものだと自分をなだめつつ、5番目まで伸ばした竿を使って、流れが絞られている早い流れで、ヤマメをゲットして終了することにした。

 帰りは沢ぞいのボサを抜けたが、ピーカンの天気で気温が上がって暑くなってきていた。入渓地点に戻ったのは9時過ぎだから、正味一時間ほどの釣りだった。