2013年3月15日金曜日

フクイチ原発から、放射能汚染水垂れ流し


 東京海洋大学の研究グループが、汚染水の流失が止まったとされた後のおととし6月以降も、放射性セシウムを専用港に流れ込んでいた可能性があると試算を発表した。

 セシウム137の濃度が去年春以降100ベクレル前後から下がっていないことについて「海水の測定データから、原発の敷地内の土が雨で流れ込んだ影響とは考えにくく、地下水や壊れた配管などを通じて汚染水が漏れ出している可能性がある。詳細な調査が必要」と話しています。

 東電はこれについて、「発電所の敷地から放射性物質が流失しているとは考えていない。濃度が下がらない原因はわかっていないので調査をつづけたい」とコメントしています。いまだに隠しとおそうとする東電は、許されません。

NHK NewsWEB