2012年10月16日火曜日

水温で釣れ具合が変わる


 北極海の海氷面積が減少して観測史上最少記録を更新した。これだから温暖化の影響は相当なものだろうと、素人目にも分る。

 9月の世界気温が史上最高になったと気象庁が15日に発表したが、過去の平均気温より0.24度高くて、これも記録更新。 「エルニーニョ現象」と「陸域の気温高」が原因だが、長期的には温室効果ガスの増加の影響もあると言っている。

 これは水温に影響するから、魚釣りにとっては、つりの成果にかかわることになる。サンマも高水温の時には陸地の寄ってこないのは、エサの影響が大きいのだろうが、そのエサが水温の影響を受けている。

 いまの時期カワハギつりが盛んで、ことしはよく釣れているとのこと。カワハギも水温が下がれば深場の水温が高いところに集まるから、それが狙い目になる。しかし、これまでに一般的な考え方が通らない状況がでている気もする。カワハギのアタリ方(釣り方)がこれまでのとは違う。これはわかるのだが、カワハギの生息している環境に微細な変化が生じているということではないかと感じる。

 水温に限らないが、海水の汚れやエサの生息、潮など影響するものが多々あって、素人には判断しようもないが、「体感」で思う。彼らには、人間のように厳しい環境を緩和させる道具はもっていないから、もっている器官を使ってしか順応できない。それはきついことだろう。