2012年10月13日土曜日

義父退院


 義父が退院した。入院してからちょうど二か月が過ぎた。心筋梗塞から立ち直ったが、入院以前のようには回復しない。期待するほうが無理なのだろう。手慣れた介護タクシーの運転手さんのおかげで、介護道具で借りたスロープを使ってなんなく家に入り込めた。

 久しぶりの家で、子供らと一緒に出前の「うどん」を食べた。入院以前でもなんとか自力でようやく立てる状況だったが、今は抱きかかえないと移動は無理のようだ。それでも毎日リハビリをしてここまで回復したのだから、たいしたものだ。

 電動のベッドに変えて設置してもらったら、リモコンでベッドを起こすだけではなくて、マットの空気の温度調整もできるという。ベッドで体を起こしている時に停電になったら、手動に切り替えて角度を直すことができることになっていて、良くできたものだ。

 室内の車いすは、足ふみを外すことができる上に、介助のハンドルも折りたたむことができて、乗用車に乗るときにもコンパクトでいいそうだ。椅子の布団も何種類かあって、尻の形に合わせた調整ができるということだ。尻の筋肉はどんどん落ちていくから、大事な要素だ。