2012年9月25日火曜日

スマートフォンなんか、と言うものの


 なにで使っているのか最近電車の中で、ちらりと見たりするとどうも文字を追っているみたいだ。どうせゲームか何かで使っているのだろうと思っていたが、そうでもないらしい。

 Facebookにはスマートフォンなどからの投稿がでてくる。ツイッターやブログ、各種のネットニュース情報はいま、流れていくように早いから、昨日と今日どころか、一時間後にはどう動くかみたいなことになっている。

 日常の生活がそんなに振り回されるのは、好むところではないが、テレビの報道や大新聞などの時事ニュースでは間に合わない情報が行きかっている。確かにテレビニュースの数分間の枠や机上で作成したような記事では、今の社会で起きている事柄を拾い上げて伝えることにはできないだろう。

 しかもテレビのワイドショーは判で押したように同じで、ニュースで報道していることをネタにしてコメントをするだけのこと。不足の部分をネットが補っているようなものだ。NHKにしても民放にしても、ネットから取り寄せた情報をネタに使っている番組さえでてきた。そうすることが、ネタの拾い上げに効率的で人件費のかからないやり方になっているのだろう。

 SNS(交流サイト)に投稿された登録者のコメントは、ツイッターやFacebook、グーグルプラスなどで、時系列に流れ出ているからこれを介しての「コミュニティ」と「友人」づくりが成り立っている。スマートフォンはどうやらこの器具として、有力で簡便なツールになっているようだ。いまどきの秒刻み分刻みの忙しい生活では必需品なのかもしれない。