2012年7月31日火曜日

ハゼの放射能汚染の調査検体確保


 この時期のハゼは、一潮ごとに大きくなると表される。5センチ程度のものが、木更津周辺のハゼはまだこの大きさのものが多かった。10センチくらいのものも混じって釣れるときには、その瞬間力強い引きに驚かされる。

 10日ほど前に釣ったときには、まったく小さいものばかりのサイズだったものが、今日はよい型のハゼが混じった。台風がまた近づいているとの予報だったが、まだ影響はない。海の水の色も悪くない。青空に白い雲が少しでて、夏の日差しが本番といったとき、海に立ちこんで足が水に浸かると、体温も下がって気持ちがいい。これがハゼ釣りの妙味だ。

 魚のアタリは間断なくあっても針にかからないのは小型すぎるからのようだ。なんとか針にかけようとするが、相手の方がエサをくわえる程度なので、うまくゆかない。大きいものだけ拾って釣るのが常道とのことだが、逃げられるとなんとかそいつを釣ってやろうという気になって、こだわってしまって時間ばかりが過ぎてしまう。

 それでも釣りに来たメンバーは、今日の検体確保に十分な成果(各場所500g以上)を上げることができた。いつもならのびのびと東京湾のハゼ釣りを楽しむのに、放射能汚染調査の検体のためのハゼ釣りでは情けない。