2012年6月15日金曜日

今日はニュースが多いけど

 高橋逮捕も大きいニュースには違いないが、消費税増税の成り行きが将来を左右する大きい二ユースだ。3%、5%が、痛みをあまり感じないまま取られていく。仮に200万円ほどの消費をした場合、年間3万円。5万円の増税が「一生」続くことになる。


 この6月から、年金から住民税を天引きするようになった。健康保険、介護保険の負担もじわじわと増やされている。こいうことだけ「しっかり」やってくれる。まったく腹立たしい限りだ。


 しかも、こういう大事なことを、3党の「談合」ですすめている。選挙制度を「改正」して二大政党に収斂したのはこういうことをするためだったのだということが、はっきりした。議会制民主主義もすっかり形骸化させてしまっている。


 危ないといわれていたオスプレイが、フロリダ州でまたまた墜落した。ここまで危険なことが分かったものを、沖縄配備「見合わせ要請」はしないと、藤村官房長官が言った。「できるだけ速やかな情報提供」を求めるだけだと。なんと優しい、お淑やかな政府なのだろう。アメリカには。

スペインの旅シリーズ1

 どうしても行きたいわけでもなかった。と言ったら誘ってくれた人には失礼してしまうが、日ごろは、海外旅行に行ってなにがいいのか面白いのかと思っていたのに、ニンジンを見せられた馬のように、前に動き出してしまった。


 写真を撮るという楽しみを持っていなかったらば多分そういう気持ちにはならなかっただろう。観光ばかりでないところ、なるべく生活がみえるところ、近いところを撮ってみようという目標だったが…。
 
 バルセロナの「サグラダ・ファミリア」は人気のあるところらしい。1882年から作り続けている教会。おおらかと言うのか、日本のスカイツリーのように計画的にいつまでに作り上げるという「生産」ではなくて、着想した昔の意図をあくまでも生かしてじっくりと完成させる。


 時代が変わっていったとしても受け継いで造っていくという。使い捨ての国には考えられない発想だ。「だから経済が」などという声も聞こえそうな気がするが、130年たっても「変わらないもの」としての存在感をもっている。日本人の建築家も手掛けているという。
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