2012年6月3日日曜日

知事の専決事項とは


 成田空港で、購入は「知事の専権事項」と述べていた。記者が、「2億円以上の土地取得には議会の承認が必要なのではないですか」と質問されると、「豊島園では(どうだったかな?)」と都の職員(?)に尋ね、「(豊島園は)議会の承認を受けています」と答えたのを聞いて、石原は絶句。

 と、さるブログに書かれていた。続けて、尖閣諸島の購入には議会承認が必要ということを日本に帰国した成田空港で知るまで、都知事の専権事項として「東京都が購入する。」「国が何もしないからだ」と歴史のヒーローを気取っていたなどなんと滑稽なことであるか。日本人として恥を知れ、石原慎太郎!いいか、都議会の承認を是が非にでも取って、尖閣諸島を東京都の金で購入しろ。日本国のためだ。日本人として、約束したことを反古にするなよ。

 内容はどういうことはない、応援団だった。応援団からも乱暴と評される石原知事の言動。6月都議会で説明し、12月に議案を提案する予定と発表した。しでかし置いてからの後付け行為。


 「議会制民主主義に対する挑戦だ」と時と場合によっては自民党だって言うだろうにどうなることやら。


 この「業務」に7人の職員が担当しているとのこと。この人件費は実際の職員を増やしたことではないだろうけど、ひと月20万円の給与として、月に140円の人件費になる。


 知事に初めて就任した時、「知事本部」を設置した。職員数100数十名。総務局の上に組織を作ったのだから、都政を自分の意向に沿わせるためにした「人件費増」だった。


 公務員定数を削減するという「大義」のなか、必要な都民サービスにそのしわ寄せを与えたことは間違いない。都職員にも