2012年4月2日月曜日

被災地を切り捨てるJR

 JR東日本は東日本大震災で被災したJR山田線、大船渡線について、バス輸送で「仮復旧」することで、岩手県に提案した。知事は「あくまでも鉄道の復旧を」という態度との報道だった。同じ日に、全線運休中の岩泉線を廃止にすると正式表明した。先月寝台特急「日本海」と急行「きたぐに」も廃止にして臨時列車としてしまうニュースがあったが、そんなにJRは資金に困っているのだろうか。


 整備新幹線はじゃんじゃん資金を投入しているわけだから、無いことはないだろう。JRに切り捨てられた、第三セクターの「三陸鉄道」は震災直後から復旧活動に、ものすごいがんばりで奮闘している。もうけるばかりが能じゃない。国鉄の分割民営化が、やっぱりこういうときにも問われてくる。


長いので別紙で紹介(このブログの「ページの項目」)
毎日新聞「毎日JP→「資金のめどさえつければ3年で完全復旧させたい」三陸鉄道望月社長…
ちょっとながいです。