2012年2月15日水曜日

森をつくる運動すばらしい

 28日に国連機関、国連森林フォーラムが「国際森林ヒーロー」の一人に宮城県気仙沼市のNPO法人「森は海の恋人」理事長の畠山重篤氏を選んだ。


 気仙沼市でカキやホタテの養殖をする一方で、気仙沼湾に注ぐ大川上流域の植林を続けてきたことが評価されたということ。


 「森は海の恋人運動」は、同氏の「豊かな汽水域の恵みは豊かな森があってこそ生まれる――」という点に着目し、おいしい牡蠣を育てるために、気仙沼湾に注ぐ大川上流の室根山へ植樹運動を続けるなど、環境保全活動および環境教育活動を20 年以上にわたり継続してきたもの。


 東日本大震災の折には、このNPO法人の運動に対して、ルイ・ヴィトン社から支援が寄せられていた。約50年前フランス沿岸で牡蠣がウィルス性の病気でほぼ全滅になったときに宮城県産の牡蠣が役立てられたという歴史があった。フランスの牡蠣は北上川河口の宮城種とのこと。
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